今日、ロンシャン競馬場[仏:Hippodrome de Longchamp]では、G1が2R行われました。もう一つのG1レースをお伝えします。
2発目のG1は、イスパーン賞(G1)(芝1850m)[仏:Prix d'Ispahan]です。
(※15年前に、エルコンドルパサーが渡欧緒戦に出走したレース)です。
今年の出走頭数は6頭。馬場状態はbon-souple(稍重)でした。
今年の見所は、無敗の凱旋門賞馬トレヴ[Treve]に初めて土を付けた8歳の古豪 シリュスデゼーグル[Cirrus des Aigles]と先週のロッキンジS(英G1)を完勝した
G1 3勝馬のオリンピックグローリー[Olympic Glory] との激突に注目が集まりました。
レースは、Cirrus des Aiglesが好スタートを切り、先頭に付ける。その直後にアノディン[Anodin]とOlympic Gloryが付ける。その直後に伏兵3頭が付ける展開で進みました。
ペースは、非常にゆったり進み、先頭から最後方まで4馬身以内を保ったまま進み、直線へと入る。
直線の叩き合いは、逃げるCirrus des AiglesにOlympic Gloryが目がけるも、一向に差が詰まらず、2着に1馬身半の差を付けて余裕の快勝を遂げました。
2着は、Anodin。3着は、最後方から内埒沿いを延びたポリアーナ[Pollyana]が入りました。
ライバルのOlympic Gloryは、直線の叩き合いで呆気なく失速し、4着に敗れました。
勝ったCirrus des Aigles。G1は通算5勝目。重賞はG1を含め、通算15勝目となりました。本当に衰えを知らない『鉄のセン馬』という愛称が合う馬です。
血統は、父:Even Top、母:Taille de Guepe(母父:Septieme Ciel)。
血統表URL:http://www.pedigreequery.com/cirrus des aigles [Pedigree Queryより]
【追記】ネタ元URLは、このレースの公式結果表(Paris-Turfより)です。
レース映像URL(Equidia): http://www.youtube.com/watch?v=60WMZ9KWUMs&list=FLQHi3vcBAV4EDozR8PXPcxQ&index=3
- ネタ元のURL
- http://www.paris-turf.com/toutes-les-courses/reunion-du-2014-05-25-a-longchamp/prix-d-ispahan-881028