6/15(日)に、シャンティ競馬場[仏:Hippodrome de Chantilly]で、仏牝馬クラシック 仏オークス(G1)(芝2100m)[仏:Prix de Diane Longines](3歳牝馬)が行われました。
(※昨年は、後の凱旋門賞馬トレヴ[Treve]が初G1制覇を遂げたレースです。)
今年の出走頭数は12頭。天候は晴れ、馬場状態はbon-souple(良~稍重)でした。
今年の見所は、仏1000ギニー馬 アヴェニールサータン[Avenir Certain] と英1000ギニー馬 ミスフランス[Miss France]に3戦無敗のシャムカラ[Shamkala]の激突に注目が集まりました。
レースは、2頭が煽り気味も、他は普通のスタート。大外枠からダッシュを利かせてバウィナ[Bawina](仏1000ギニー4着)がハナを切り、その直後に、Miss Franceが付ける。有力馬では、Shamkalaは中段6番手、Avenir Certainは後方3番手に付けました。
道中は、馬群の先頭~最後方までが約8馬身程の展開。淀み無いペースでレースが流れました。
直線の叩き合いは、逃げるBawinaの手綱が動く所で、Miss France、エクセレンス[Xcellence](仏1000ギニー3着)が襲い掛かる。
その後でShamkala、ボールダンシング[Ball Dancing](ロワイヨモン賞(G3)2着)も加わる激しくなる所に、最後は、Avenir Certainがまとめて大外一気の差し切り勝ちを収めました。2着は、後方4番手で我慢したアモールアパパ[Amour A Papa](クレオパトル賞(G3)2着)が入りました。
3戦無敗の Shamkalaは、ゴール前の叩き合い及ばず4着。英1000ギニー馬 Miss Franceは、その後の5着同着(Ball Dancingと同着順)に敗退しました。
勝ったAvenir Certainは、仏1000ギニー(G1)に続く仏牝馬2冠を達成しました。通算戦績は、5戦無敗となりました。
血統は、父:Le Havre、母:Puggy(母父:Mark Of Esteem)。鞍上は、G.ブノワ騎手。J-C ルジェ調教師の管理馬。
なお、父:ルアーヴル[Le Havre]は、2009年の仏ダービー(G1)の優勝馬。その初年度産駒(1st クロップ)にあたります。
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【追記】
●ネタ元URLは、このレースの結果一覧表[Paris-Turfより]です。
●レース映像URL: https://www.youtube.com/watch?v=lGi7RLOOhIg&list=UU3SoX3-qGjCpEZ6YMEBLNbA (Chaine Equidiaより)
●血統表URL:http://www.pedigreequery.com/avenir certain [Pedigree Queryより]
- ネタ元のURL
- http://www.paris-turf.com/toutes-les-courses/reunion-du-2014-06-15-a-chantilly/prix-de-diane-longines-880415