本日夜中(現地6/28)に、カラ競馬場[Curragh Racecourse]で愛ダービー[Dubai Duty Free Irish Derby](芝2400m/3歳)が行われました。
出走頭数は5頭。天候は晴れ、馬場状態はGood to Firm(堅良)でした。
今年は、当日の早朝に英ダービー(G1)2着のキングストンヒルが回避しました。その事態を受けて、英ダービー(G1)を快勝したオーストラリア[Australia]がダービー2冠へ向けてどの様なパフォーマンスを演じるかの1点に注がれました。
レースは、全馬差の無いスタート。序盤の100mでキングフィッシャー[Kingfisher](13BCJT TR(愛G3)3着)が単騎先導。その2馬身後にオーケストラ[Orchestra](14チェスターヴァーズ(G3)優勝)が2番手。大本命のAustraliaは、先頭から5~6馬身離れた3番手を進みました。
残りの2頭は、ポンフェイ[Ponfeigh](条件2連勝中)、最後方のファスシネーティングロック[Fascinating Rock](14愛ダービーTR(G3)優勝)
と全体は、やや縦長で進みました。
道中は、隊列がほとんど変わらないまま進み、残り800mを切った辺りで2番手のOrchestraが差を詰めて直線に入る。
直線の叩き合いは、まさにAustraliaのワンマンショー。他の馬が必至に手綱を扱きながら鞭を入れる中、Australiaは、手綱を押すシーンも鞭を入れるシーンも全く起こさぬ独走を決めました。最後は、逃げ粘った2着のKingfisherに2馬身半を付ける大楽勝でした。
なお、直線の叩き合いで前の馬を抜くシーンがあったのは、Australiaだけでした。
勝ち時計は、2.33.19s。
勝ち馬のAustralia は、英ダービー[エプソム競馬場]に続き、父母の連続戴冠を決めたカラ競馬場でも息子が戴冠を決める完勝劇でした。
血統は、父:Galileo、母:Ouija Board(母父:Cape Cross)。鞍上は、J.オブライエン騎手。A.オブライエン調教師の管理馬。
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【追記1】ネタ元URLは、このレースの結果一覧表[Goracing.ieより]です。
【追記2】血統表URL: http://www.pedigreequery.com/australia19 [Pedigree Queryより]
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【注】レース映像は、投稿時刻時点で、uploadされていません。後程、コメント欄にURLを掲載します。
- ネタ元のURL
- http://www.goracing.ie/HRI/Fixtures-and-Results/Results/Race-Result/?meeting=2014-158#tabs-5