現地時間28日、愛・カラー競馬場で行われた愛ダービー(3歳牡牝、愛G1・芝12f、11頭立て)は、J.ムルタ騎手騎乗の1番人気
フェイムアンドグローリー Fame and Glory(牡3、愛・A.オブライエン厩舎)が、
ゴールデンソード Golden Swordに5馬身差をつけて圧勝した。勝ちタイムは2分30秒87(稍重)。さらに1馬身差の3着にはムーラヤン
Mourayanが入った。なお、英2000ギニーと英ダービーを連勝していた
シーザスターズ Sea The Starsは出走取消となっている。
勝った
フェイムアンドグローリーは、父Montjeu、
母Gryada(
その父Shirley Heights)という血統の英国産馬。昨年10月のデビュー戦を勝利で飾ると、2戦目のクリテリウムド
サンクルー(仏G1)でG1初制覇。その後も重賞勝ちを重ねたが、1番人気で臨んだ前走の英ダービー(英G1)で2着に敗れ、デビューからの連勝は4でストップしていた。通算成績6戦5勝(重賞4勝)。
なお、騎乗したムルタ騎手は愛ダービー3勝目、管理するオブライエン調教師はこのレース4連覇で通算7勝目となった。