現地時間12日、
シンガポール・クランジ競馬場で行われた
シンガポールダービー(4歳、星LG1・芝2000m)に、高岡秀行調教師が管理する日本産馬
ジョリーズシンジュ Jolie's Shinju(牝4)がR.スチュ
アート騎手騎乗の1番人気で出走。好スタートから先手を取ると、直線に向いてリードを広げ、2着のビッグマーベ
リック Big Maverickに5馬身差をつけて圧勝した。勝ちタイムは2分00秒20(良)。
ジョリーズシンジュは、
父ジョリーズヘイロー、
母インディアリングクオリティ(
その父Danzig)という血統。05年4月22日に北海道浦河町の丸幸小林牧場で産まれ、06年HBAオータムセール1歳にてK.C.タン氏に300万円(税抜)で落札されている。
シンガポール4歳チャレンジの初戦となる5月31日の
パトロンズボウル(星LG1)を制すと、シリーズ2戦目である6月21日の
シンガポールダービー
トライアル(星LG2)も5馬身差で圧勝。シリーズ最終戦となる今回の勝利で3冠を達成した。通算成績19戦9勝(重賞3勝)。なお、今後は10月の
コックスプレート(豪G1)参戦も視野に入れて調整される見通し。
高岡調教師は、ホッカイドウ競馬の調教師を経て03年に
シンガポールで厩舎を開業。昨年11月の
シンガポールゴールドC(星LG1)を
ステイゴールド産駒の日本産馬
エルドラド El
Doradoで制し、
シンガポールG1初制覇を飾っていた。