英国アスコット競馬場[Ascot Racecourse]では、キングジョージ6世&QES(G1)[QIPCO King George VI And Queen Elizabeth Stakes](芝2400m(右)/3歳以上)が行われました。
出走頭数は8頭。天候は晴れ。馬場状態はGood to Soft(良~稍重)で行われました。
今年は、テレスコープ[Telescope](14ハードウィックS(G2)圧勝)を中心とする古馬勢に、タフルーダ[Taghrooda](14英オークス(G1)優勝)を中心とする3歳勢が挑む図式となりました。
レースは、ムカドラム[Mukhadram](14エクリプスS(G1)優勝)とイーグルトップ[Eagle Top](14ヘンリー7世S(G2)優勝)が僅かに出遅れるスタート。
ペースメーカーのレーティルモア[Leitir Mor]が行き脚を付けたMukhadram、Telescopeの先行勢に3馬身差を付けて飛ばす。
中段にロムスダル[Romsdal](14英ダービー(G1)3着)、トレーディングレザー[Trading Leather](13愛ダービー(G1)優勝)、Magician(13BCターフ(G1)優勝)が付けた。
後方に3歳勢のTaghroodaとイーグルトップ[Eagle Top](14ヘンリー7世S(G2)優勝)が付けた。
最初のカーブ~向正面では、逃げるLeitir Morと先行勢のMukhadram、Telescopeが更に後続を離して道中は、10馬身以上の縦長となった。
叩き合いは、Mukhadram、Telescopeが逃げ馬を交わして、後続を振り切る所に、Taghroodaが襲い掛かる。Taghroodaが襲い掛かる手応えは、前の2頭と全く違うものに。直線は2着以下に3馬身差を付ける圧勝となりました。
2着は、追い比べを制したTelescopeが確保。3着はMukhadram。
勝ち時計は、2.28.13s。
勝ち馬のTaghroodaは、G1は、英オークスに続く2勝目。通算4戦無敗。なお、3歳牝馬がこのレースを制覇したのは、1976年のポーニーズ[Pawneese]以来、38年振りの戴冠劇となりました。
血統は、父:Sea The Stars、母:Ezima(母父:Sadler's Wells)。鞍上は、P.ハナガン騎手。J.ゴスデン調教師の管理馬。
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【追記1】ネタ元URLは、このレースの結果一覧表[Sporting Lifeより]です。
【追記2】血統表URL: http://www.pedigreequery.com/taghrooda [Pedigree Queryより]
【追記3】レース映像URL: https://www.youtube.com/watch?v=9q-VhZmP4uE [Racing UKより]
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PS: ツッコミさん、速すぎです! でも、甘いです! 私は、公式結果+レースvideoを添付して投稿しました。
- ネタ元のURL
- http://www.sportinglife.com/racing/results/26-07-2014/ascot/result/623025/king-george-vi-and-queen-elizabeth-stakes-sponsored-by-qipco-british-champions-series-group-1