現地時間2日、米・モンマスパーク競馬場で行われたハスケル招待H(3歳、米G1・ダート9f、7頭立て)は、C.ボレル騎手騎乗の1番人気
レイチェルアレクサンドラ Rachel Alexandra(牝3、米・S.アスムッセン厩舎)が、2、3番手追走から早めに先頭に立つと、
ベルモントS(米G1)勝ち馬
サマーバード Summer Birdに6馬身差をつけ圧勝した。勝ちタイムは1分47秒21(不良)。さらに1馬身差の3着にマニングス
Munningsが入った。
勝った
レイチェルアレクサンドラは、
父Medaglia d'Oro、
母Lotta Kim(
その父Roar)という血統の米国産馬。昨年5月にデビューし、2戦目で初勝利。11月の
ゴールデンロッドS(米G2)で重賞初制覇を果たすと、フェアグラウンズ
オークス(米G2)、
ファンタジーS(米G2)も制し、ケンタッキー
オークス(米G1)はレース史上最大着差となる20.1/4馬身差をつけて圧勝。
プリークネスS(米G1)では牝馬として85年ぶり5頭目となる同レース制覇の快挙を達成した。前走のマザーグースS(米G1)も19.1/4馬身の大差で制し、この勝利でG1・4勝を含む8連勝となった。通算成績13戦10勝(重賞7勝)。