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ラムタラ産駒が馬術競技で長崎国体出場へ

  • 2014年08月23日(土) 16時08分
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生産馬も北海道代表に 静内農高生とコンビで国体へ【新ひだか】


 7月下旬に開かれた馬術の国体予選北海道ブロック大会で、静内農高3年の小山達平さん(17)と同校生産馬の「サクラホウジュ」(牡11歳、父ラムタラ)が北海道代表として10月の長崎国体出場を決めた。農高の生産、管理馬の北海道代表選出は今回が初めてで、多くの先輩たちが愛情を込めて育て調教してきた同馬と人馬一体で競技に挑む。

 小山さんは7月26、27日に苫小牧市のノーザンホースパークで開催の国体北海道予選少年の部でサクラホウジュに騎乗し、標準中障害(2位)、スピード&ハンディネス競技(3位)などで優秀な成績を収め、国体出場を決めた。

 全国大会の出場は、昨年の全日本高校馬術競技大会(インターハイ)の団体出場に次いで2度目となる。

 小山さんとともに国体に出場するサクラホウジュの母親はサクラトキメキ。兄に農高生産馬として中央競馬で3勝と活躍し、英語の教科書にも採用されたユメロマンがいる。

 静内農高で誕生したサクラホウジュは、酒井芳秀町長の父親(故人)が北海道市場のオータムセールで431万円で購入。町長の弟の酒井秀男さんが馬主となり、平成17年から19年までホッカイドウ競馬で走り、14戦1勝の成績で引退。その後は馬主から同校に贈呈され、生まれ育った農高で調教を受けながら乗馬大会などで活躍している。

 小山さんは1年生後半からサクラホウジュに騎乗し各大会に参加。馬は昨年からめきめき上達し、「普段はおとなしいが、試合になると力を発揮する」という。「学校始まって以来の生産馬の全国出場なので、人馬一体で自分の出来ることをこなし、結果につなげたい」とも話している。

 長崎国体の馬術競技は、10月17~21日に同県雲仙市で開催する。
ネタ元のURL
http://www.hokkaido-nl.jp/detail.cgi?id=21556

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