13日、アイルランドのレパーズタウン競馬場で行われたアイルランドチャンピオンSは、道中最後方に控えた2番人気で仏ダービー勝ち馬ザグレイギャツビー(The Grey Gatsby)が、後方2番手から直線抜け出し、粘りこみを図る1番人気・英愛ダービー勝ち馬オーストラリア(Australia)をゴール寸前で差し切り勝利した。
ザグレイギャツビーは父Mastercraftsman、母Marie Vision(その父Entrepreneur)という血統。デビュー戦勝利からなかなか勝ち切れなかったが、英GIIダンテSで初重賞制覇。英ダービーには向かわず、ダンテSとほぼ同距離の仏ダービーに回り、ここでも勝利し初GI勝利。前走の英国際Sではオーストラリアから2馬身離された2着となっていたが、ここで雪辱を果たした形となった。通算11戦4勝とし、GIは2勝目。
・あとがき
マスタークラフツマン産駒はセントレジャーに続いて本日のGI2勝目と並に乗ってるね。
血統面でもザグレイギャツビーはかねてよりマイル~中距離向きだと思ってたし、英国際より少し距離が短くなるここでは逆転もあるかと考えていたが、本当に実現するとは。
道中はムカドラムのペースメーカーを務めたアルカシャールがなかなかのハイペースで引っ張っていたし、その展開も嵌ったのかも。
3着にはおよそ6~7馬身離れており、完全に英愛ダービー馬と仏ダービー馬の一騎打ち。動画あがれば追記するけど、これはかなりの名レースだと思うので、ぜひご覧になってほしい。
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