今年の北米のリーディングサイアーはTapitでほぼ確定といった見込みだ。
2014年10月3日の段階で獲得賞金がおよそ1250万ドル、2番手のKitten's Joyが860万ドルである。
その差は390万ドル……これがどういった差かというと北米で最も賞金の高いレースが
BCクラシックであるが、これの優勝賞金が260万ドル。2着は100万ドルである。
つまり仮にワンツーフィニッシュしても360万ドルで届かないのである。
BCは基本的に主軸となるレースが1着120万ドルであり、実に3勝しても360万ドルである。
これではとてもではないが届かず、しかもここに来てその差を広げているのだ。
ちなみに昨年のリーディング首位は1100万ドルだったため変態的なペースである。
そもそも今年の早い段階からTapitの子は走りまくり常にリーディング首位を独走していたわけだが勝ち馬の質も高い。
3歳牝馬最強のUntapableが全米最大のオークスであるケンタッキーオークスを勝ち
3歳牡馬のTonalistがクラシック最後の1冠であるベルモントステークスと古馬の大レースジョッキークラブゴールドカップを快勝した。
勢いを牽引しているのがほぼ3歳馬で古馬の動きは緩慢だがそれでも高いレベルを維持している。
Tapit今後の目標はSmart Strikeが2007年に記録した北米リーディング記録の$14,358,570だ。
(※2007年は代表産駒のCurlinが500万ドル以上を稼いだ)
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