JRAは9日、06年
ガーネットS(GIII)などに優勝した
リミットレスビッド(牡11、栗東・加用正厩舎)が、9日付で競走馬登録を抹消すると発表した。なお、今後は種牡馬となる予定だが行き先は未定。
リミットレスビッドは、
父サンデーサイレンス、母が93年
セントウルS(GIII)を制した
エリザベスローズ(
その父ノーザンテースト)という血統。全兄に01年ス
プリングS(GII)など重賞2勝の
アグネスゴールド、00年弥生賞(GII)を制した
フサイチゼノンがいる。
01年12月にデビューし、3戦目で初勝利。長らく芝を中心に使われていたが、およそ3年5か月ぶりのダート出走となった06年
ガーネットSを制し重賞初制覇。続く根岸S(GIII)と連勝を飾った。
その後はダート重賞路線の常連として活躍し重賞計8勝をマーク。08年5月の
さきたま杯(交流GIII)以降勝ち星は挙げられなかったが、昨年11月の
JBCスプリント(交流GI)でも3着に入るなど健闘を続けていた。11歳となった今年も現役を続行したものの、前走の
東京スプリント(交流GIII、7着)が最後のレースとなった。通算成績62戦14勝(うち地方22戦6勝、重賞8勝)。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。