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遅咲き56歳騎手がケンタッキーオークス勝利

  • 2015年05月02日(土) 15時11分
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 1日(日本時間2日早朝)にアメリカ・チャーチルダウンズ競馬場で行われたケンタッキーオークス(3歳牝馬、GI、ダート1800メートル)は、カーワン・クラーク騎手が騎乗したラヴリーマリア(J.ジョーンズ厩舎)が優勝した。

 クラーク騎手は、4月に誕生日を迎えて56歳になった大ベテランジョッキー。ラヴリーマリアとのコンビで制した前走のアシュランドSが、40年近い騎手人生で初のGIタイトルだった。超がつく遅咲き騎手による立て続けのビッグレースVは、12万3000人超というケンタッキーオークス史上最多のファンが見守るなかで達成され、クラーク騎手は「私の年齢で、私のようなポジションの騎手に、こんな機会が与えられた。いくら感謝しても感謝しきれない」と感慨に浸った。


(以下略)


(サンスポ・コム 5月2日)


【補足】
ケンタッキーオークス映像 7枠がラブリーマリア
https://www.youtube.com/watch?v=ExjaymVIqCQ

Jockey Profile Kerwin D. Clark
http://www.equibase.com/profiles/Results.cfm?type=People&searchType=J&eID=368

クラーク騎手は実力もなしに56歳まで現役を続けられるわけもなく、通算2913勝を挙げ、年間200勝以上も2回記録しています。去年18年ぶりに重賞を制してようやくビッグチャンスが巡ってきました。

FOX SPORTSの記事
http://www.foxsports.com/horse-racing/story/kentuck-oaks-lovely-maria-kerwin-clark-larry-jones-churchill-downs-050115

上記の記事は、「関係者は大レースで有力騎手に替える誘惑にかられがちだが、彼らはまったく考えなかった」という内容ですね。

また、調教師と馬主(元ケンタッキー州知事)が信頼した騎手に託し続けてケンタッキーオークスを勝ったのはこれが初めてではないと紹介されています。2008年は弱冠20歳のサエズ騎手で勝利。2012年はナプラヴニク騎手が女性騎手初のオークスジョッキーとなっています。

こうした理解ある調教師と馬主だったからこそクラーク騎手に栄誉がもたらされたのかもしれませんね。
ネタ元のURL
http://race.sanspo.com/keiba/news/20150502/ove15050210150001-n1.html

みんなのコメント2件

  • ペーペー

    ペーペー

    まさに日本人が好きそうなサクセスストーリー。映画化してくれ!俺も好きだ。

  • totototo

    totototo

    素晴らしいです。
    こんなコメントができる騎手だから、きっと勝利が訪れたんですね。
    競馬ってホントにいろいろなことがありますね。
    だからやめられません。