今日は、欧州圏でもG1がありました。仏国で今年初の平地G1 ガネー賞(G1)[Prix Ganay][芝2100m(右)/4歳以上]です。
頭数は7頭。馬場状態はtres souple(重)でした。
今年の展望は、現役を続行する古豪2頭[アルカジーム(牡7/G1 3勝)[Al Kazeem]とシリュスデゼーグル(セン9/G1 6勝)[Cirrus Des Aigles]]に、若い残りの5頭がどう挑むかが見所でした。
レースは、全馬差の無いスタート。行き脚が付いたAl Kazeemが一旦ハナを奪う。しかし、200~300m過ぎた辺りで外からCirrus Des Aiglesがハナを奪い返す。
その後は、内埒3番手にウィアー[We Are](14オペラ賞(G1)優勝)が付け、その横にフラクショナル[Fractional](14ドラール賞(G2)優勝)が付ける。
他3頭 フェイト[Fate](14フローラ賞(G3)優勝)、プリンスジブラルタル[Prince Gibraltar](13クリテリウムドサンクルー(G1)優勝)、ポリヤーナ[Pollyana](13ダニエルウィルデンシュタイン賞(G2)優勝)は、後方で溜める。
坂の頂上からフォルスストレートにかけて、全く隊列が変わらず、直線に入る。その叩き合いは、前を行く2頭の一騎打ち。
最後は、追い出しに余裕があったCirrus Des Aiglesが、Al Kazeemの追撃を1 3/4馬身退けて逃げ切り勝ちを飾りました。
Al Kazeemは、3着のFate以下に、3馬身以上の差を付けるものの、復活のG1勝ちは惜しくも成りませんでした。見所の結末は、『古豪、恐るべし!』で終わりました。
勝ったCirrus Des Aiglesは、G1は通算7勝目。このレースは、3度目の優勝を果たしました。C.バランド調教師。今日の鞍上は、C.スミヨン騎手。
血統は、父:Even Top、母:Taille de Guepe(母父:Septieme Ciel)。
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【追記1】
ネタ元URLは、公式結果表[Paris-Turfより]です。
【追記2】
勝ち馬の血統表を以下に記載します。
●血統表URL: http://www.pedigreequery.com/cirrus des aigles [Pedigree Queryより]
【追記3】
レース映像は、下記に添付します。
●レース映像URL : https://www.youtube.com/watch?v=afIYwQbirHI
(※ただし、ラスト500mの叩き合いのみとなります。Full Videoは、現在uploadされていません。見つかったら、コメント欄にURLを掲載します。)
- ネタ元のURL
- http://www.paris-turf.com/toutes-les-courses/reunion-du-2015-05-03-a-longchamp/prix-ganay-944886