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Hornの音色がEpsomに鳴り響く

  • 2015年06月07日(日) 01時09分
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 今日は、エプソムダウンズ競馬場[Epsom Downs Racecourse]では、エリザベス女王陛下の御臨席日です。

 G1が2R行われます。その2R目、英ダービー(G1)[Investec Derby](芝2400m/3歳牡牝)です。

 出走頭数は 12頭。馬場状態は Good To Firm(堅良)でした。

 今年は、昨年末から『ガラリと』変わってしまう状況となりました。(※詳細展望は、合田氏のコラム(6/3)を参照して下さい。)

 レースは、全馬ほぼ差の無いスタート。エルムパーク[Elm Park](14 レーシングPT(G1)優勝)がハナを奪う。その後に、エピキュリス[Epicuris](14 クリテリウムドサンクルー(G1)優勝)が、直後に付ける。その後ろは、先導馬から離れた位置で機を伺う。

 しかし、丘の頂上付近で、引っかかったアンズオルベイン[Hans Holbein](15 チェスターヴァーズ(G3)優勝)が逃げるElm Parkを交わして先頭に立つ。この間に馬群は、先頭~最後方のキリマンジャロ[Kilimanjaro](15 ダービーTR(LT)優勝)まで13馬身程の縦長で進む。

 タッテナムコーナーで徐々に馬群が詰まり、横に広がって直線へ。

 その叩き合いは、Elm Parkが先頭に立つ所から、一気に入れ替わる。脚色が良いのが、ジャックホブス[Jack Hobbs](15 ダンテS(G2)2着)とゴールデンホルン[Golden Horn](15 ダンテS(G2)優勝)。
 その2頭の趨勢は、残り200mを切る辺りで、圧倒的にGolden Hornが突き放す。最後はGolden Hornが、Jack Hobbsに3馬身半付ける圧勝をおさめました。

 離れた3着は、後方3番手から突っ込んだストームザスターズ[Storm The Stars](15 チェスターヴァーズ(G3)2着)でした。

 勝ち時計は 2.32.32s。終わってみれば、ダンテS(G2)連対の2頭[奇しくも、J.ゴスデン厩舎の2頭]が抜けて強い結末となりました。

 勝ち馬のGolden Hornは、牡3歳。G1は初勝利。通算4戦無敗。

 鞍上は、L.デットーリ騎手。調教師は、J.ゴスデン調教師。

 血統は、父:Cape Cross 母:Fleche D'or (母父:Dubai Destination)。

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【追記1】
 ネタ元URLは、公式結果表[Sporting Lifeより]です。

【追記2】下記に、血統表を添えておきました。
 血統表URL:http://www.pedigreequery.com/golden horn12 [Pedigree Queryより]
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【注記】レース映像は、投稿時刻時点で、uploadされていません。後程、コメント欄にURLを掲載します。
ネタ元のURL
http://www.sportinglife.com/racing/results/06-06-2015/epsom-downs/result/662851/investec-derby-group-1

みんなのコメント4件

  • スーパーやっち

    スーパーやっち

     大変遅くなりましたが、このレースの動画が、UPLOADされました。本来の放送元ではありませんが、スタート~ゴールまでcheck出来ます。是非、ご覧ください。

    レース映像URL : https://www.youtube.com/watch?v=0BHkwSlYw5E [Group Uno より]

  • mケー

    mケー

    母はイギリス産馬で兄弟にG1勝馬がいます。
      その父ドバイディスティネーションはキングマンボ(ミスプロ系2代目)直仔で1999年生まれのアメリカ産馬。03年クイーンアンS(G1)の勝馬。種牡馬として10頭以上の重賞勝ち馬を輩出しG1勝馬は1頭出ている。  あとは3代母の血筋からG1勝馬を1頭、
    4代母の血筋からG1勝馬を1頭、5代母の血筋からオクタゴナル(オーストラリアのG1・10勝馬)などG1勝馬を18頭輩出しています。

  • mケー

    mケー

    ゴールデンホーンはイギリス産馬。今回で重賞2勝目(G1初勝利)
      父ケープクロスはグリーンデザート(ダンジグ系2代目)直仔で1994年生まれのアイルランド産馬。現役時代は98年ロッキンジS(G1)勝ち含め重賞3勝。他に98年ジャックルマロワ賞でタイキシャトルの3着に入っています。
      2000年にアイルランドで種牡馬入りし、今年の3歳が12世代目で、40頭以上の重賞勝馬を出し、今回11頭目のG1勝馬となりました。
      代表産駒としてはシーザスターズ(09年凱旋門賞、09年英ダービーなどG1・6勝。種牡馬としても2世代でG1勝馬を2頭出している。)、ヴィジャボード(04年英オークスなどG1・7勝。14年英ダービー含めG1・3勝したオーストラリアの母)、シーチェンジ(ニュージーランドでG1・7勝)の3頭でしょうか。

  • マカ

    マカ

    無敗のダービー馬はロマンの塊ですよね♪