エリザベス女王陛下の御臨席競馬 Royal Ascot Meetingの4日目です。
この日のG1は、2Rありました。1R目は、今年初めて行われる3歳限定のスプリントG1 コモンウェルスカップ(G1)[Commonwealth Cup](芝1200m(直)/3歳)でした。
初代快速王に名乗りをあげた頭数は、多頭数18頭。馬場状態は Good to Firm[堅良]でした。
今年の展望は、6/10(水)の合田 直弘氏のコラムを参照ください。
レースは、テンドゥ[Tendu](15パビリオンS(G3)2着)が出遅れる。他の17頭は、ほぼ差の無いスタート。
一目散に馬場の真ん中で先頭に立ったのは、ゴクン[Goken](15テクサニタ賞(G3)優勝)。その直後に、ティギーウィッギー[Tiggy Wiggy](14チェヴァリーパーク(G1)優勝)、フーテナニー[Hootenanny](14BCジュヴェナイルT(G1)優勝)が付ける。他の馬は、逃げ馬を追わず、逃げ馬と離れて進む。
中盤600m付近で、先頭~最後方まで 12馬身の差が付く縦長で進む。
勝負所で、逃げ込みを図るGokenに両端からライバルが襲い掛かる。その追い比べは、後方6番手で溜めたムハーラー[Muhaarar](14ミドルパークS(G1)3着)がゴール板寄りの外へ持ち出し、一気にケリをつける豪脚を見せて快勝を飾りました。
2着は、観客寄りの外目へ持ち出した リマト[Limato](15パビリオンS(G3)優勝)が確保。3着は、馬群を捌いた アンセムアレキサンダー[Anthem Alexander](14チェヴァリーパーク(G1)2着)。
混戦の1番人気だったHootenannyは、逃げ馬の深追いが祟り、11着に大敗しました。
勝ち時計は 1.12.05s。
勝ったMuhaararは 牡3歳。G1は初勝利。通算成績は 8戦4勝。
鞍上は、D.オニール騎手。調教師は、C.ヒルズ調教師。
血統は、父:Oasis Dream、母:Tahrir (母父:Linamix)。
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【追記1】
上記ネタ元URLは、Sporting Life による公式結果表です。
【追記2】
血統表を追記として添えておきます。
●血統表URL: http://www.pedigreequery.com/muhaarar [Pedigree Queryより]
【追記3】
レース映像は、下記URLより閲覧出来ます。
●レース映像URL : https://www.youtube.com/watch?v=dzW4ZTkMIY8 [YassportsTVより/1:36~3:05がレース]
- ネタ元のURL
- http://www.sportinglife.com/racing/results/19-06-2015/ascot/result/668467/commonwealth-cup-group-1