ゲインズウェイファームは昨年のブリーダーズカップ・マイル勝ち馬のカラコンティ(Karakontie)の権利の一部をオーナーのニアルコスファミリーから購入したと10月22日に発表した。バーンスタイン(Bernstein)産駒の同馬は10月31日のBCマイルで連覇を目指している。種付料は後日発表される。
3歳時のカラコンティはBCマイルだけではなく仏2000ギニーも制覇。2歳時はジャン=リュック・ラガルデール賞など4戦3勝で、ヨーロッパを代表する若駒の1頭だった。
(中略)
オーナーはBCマイルをキングマンボ(Kingmambo)の母でカラコンティの3代母でもあるミエスク(Miesque)で連覇するなどこれまでに5勝し、同競走の歴史に大きな足跡を残している。
なお、カラコンティの権利の大半はオーナーサイドが所有し、オーナーとゲインズウェイファームはカラコンティを成功させるために多数の繁殖牝馬を用意することで合意していると同ファームのリリースで記載している。
■マイケル・ハーノン(ゲインズウェイファーム販売ディレクター)
カラコンティは近親で同じくニアルコスファミリーの自家生産馬のキングマンボと非常によく似ています。
■アントニー・ベック(ゲインズウェイファーム社長)
ゲインズウェイファームの創設者ジョン・ゲインズは同ファームにヨーロッパをの種牡馬を多数導入するという大胆なビジョンで生産界に変革をもたらしました。彼はリヴァーマン(Riverman)、グリーンダンサー(Green Dancer)、アイリッシュリヴァー(Irish River)、そしてブラッシンググルーム(Blushing Groom)などの名種牡馬に多額の資金を投入しました。それと同じように、我々は仏2000ギニーなどを制したカラコンティを獲得しました。同レースの主要な勝ち馬にはカロ(Caro)、シャマルダル(Shamardal)、そしてキングマンボなどの成功種牡馬がいます。
■マリア・ニアルコス
私はカラコンティがゲインズウェイファームで種牡馬入りすることを嬉しく思います。私たちは彼の真に国際的な血統が我々の強力な支援によって最もエキサイティングな種牡馬として結実すると信じています。
(Blood-Horse 10月22日)
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