アタタタタァ〜! とクラシック戦線に殴り込みだ。絶好調「サトノ」3歳世代で、また大物候補がデビューする。ラキシス、サトノアラジンの全弟サトノケンシロウ(牡、池江)が7日の京都新馬戦(芝1600メートル)に武豊騎手(46)で出走予定。14年セレクトセールで2億円で落札された超期待馬。同日京都のきさらぎ賞(G3、芝1800メートル)で無傷の3連勝を狙う僚馬サトノダイヤモンド(牡)に負けじと、里見治オーナー(74)悲願のクラシック初制覇へ、有力候補に躍り出る。
お前はもう勝っている・・・? 先週のセントポーリア賞でサトノキングダムが無傷の2連勝を飾り、今週のきさらぎ賞には同じく連勝中のサトノダイヤモンドが出走するなど、絶好調の「サトノ」3歳勢。今週も池江厩舎から期待のディープ産駒がデビューを飾る。その名も大物感あふれる「サトノケンシロウ」だ。
池江師は「『アラジン』の弟が『北斗の拳』のケンシロウと(里見オーナーが会長兼社長を務める)セガサミーのパチスロ機から名前を取ったと聞きました」と言う。「北斗の拳」とは80年代に「週刊少年ジャンプ」に連載された漫画で、アニメ化もされた。その人気が大人も巻き込んだのが、03年に登場した初代「パチスロ北斗の拳」で、62万台という過去最高の販売台数を記録。その主人公ケンシロウの名を与えた、里見オーナーの期待の高さがうかがえる。
(中略)
◆「サトノ」の北斗の拳シリーズ ケンシロウは2代目で、初代は藤沢和厩舎から04年にデビューし2勝したが、青葉賞14着を最後に引退。他にラオウ、サウザーもいたが、中央では未勝利で地方に転厩した。勝ち頭はシュレンの6勝で天皇賞・春、ジャパンCにも出走。前出の3頭に比べると、原作では地味なキャラクターなのが面白い。
(ニッカンスポーツ・コム 2月3日)
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