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米国で世界最高賞金1200万ドルのレース創設

  • 2016年05月12日(木) 08時11分
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ストロナックグループは5月11日、来年の1月28日のガルフストリームパーク競馬場で総賞金1200万ドルの“ペガサスワールドカップ”の第1回目を開催すると発表した。

世界で最も巨額な賞金のサラブレッド競走となるであろうペガサスワールドカップはダートの距離9ハロンで争われ、世界の競馬界のビッグスターたちを誘致するために計画された。

レースは関係者がペガサスワールドカップ出走枠を購入するために100万ドルを支払った12頭の馬に制限される。

登録馬の馬主はその後登録馬のレースへの出走、リース、権利の分割、出走枠の販売が可能となる。オリジナルの登録馬はまた、将来のペガサスワールドカップ競走に参加するための最初のオプションを保有することになる。

ストロナックグループの発表によると、すべての登録馬は世界最大の賞金を争うだけでなく、ペガサスワールドカップの収益のうち、パリミュチュエル方式のネット馬券売上、各種媒体の著作権、スポンサー料の100%を等しく共有する。

ストロナックグループの名誉会長であるフランク・ストロナックは、1月のガルフストリームでのオーナー会議で最初にこのレース計画を発表していた。

(以下省略)


■フランク・ストロナック
ペガサスワールドカップは最高水準で施行されます。そしてブリーダーズカップやドバイワールドカップとの競合を避けるため、1月28日(土曜日)に開催されます。


(Blood-Horse 5月11日)


【補足】
出走馬の馬主は100万ドルを支払うかわりに、出走枠や出走馬の取引が可能で、賞金以外に各種売上も手にできるという、ハイリスクハイリターンなレースが設立される運びとなりました。総賞金1200万ドルは1000万ドルのドバイワールドカップを上回る世界最高額となります。

旗振り役のフランク・ストロナックは、カナダ最大の自動車部品メーカーであるマグナ・インターナショナルの創設者で、グロリアスソング(Glorious Song)やゴーストザッパー(Ghostzapper)の馬主であり、アメリカ最大の牧場アデナスプリングズのオーナーでもあります。

異例の開催時期や運営スタイルがどこまで支持されるか不透明ですが、世界のビッグレースのひとつとして確立され、競馬界を盛り上げてくれればなによりです。
ネタ元のURL
http://www.bloodhorse.com/horse-racing/articles/211571/stronach-to-run-12-million-pegasus-world-cup

みんなのコメント11件

  • ゲスト

    ゲスト

    賞金だけ世界最高であっても、歴史・伝統のないレース。莫大な登録料。
    完全なシーズンオフの開催時期…。
    果たしてこの大会が成功するか甚だ疑問ではある。

  • 奇天烈社不

    奇天烈社不

    どのみちBCクラシックが2月にも行われるようなもんだろうな
    このレースだけお薬規制とかするわけじゃないだろうし

  • Brady

    Brady

    12頭も集まんない気がする

  • mケー

    mケー

    最悪これを提案企画した馬主達だけしか出てこないかもね。昔のステークスみたい。(出走登録料で賞金をまかなうみたいな)

  • Congaree

    Congaree

    1着賞金は大体720万ドルぐらいかな。現行レートだと7億8600万円ほど。
    ストロナックグループはガルフストリームパーク競馬場のオーナーでもあるので、それなりに盛り上がれば興行的に元は取れると踏んだんだろうか。
    毎年2月初頭に同競馬場で行われてたドンHはどうなるのかな?