サ
マースプリントシリーズ第3戦「第46回
北九州記念・GIII」(芝1200m)は14日、小倉11Rに16頭で争われ、後方を追走した8番人気の
トウカイミステリーが、ゴール前で外から一気に強襲。中団から伸びた2番人気の
エーシンリジル(2着)を半馬身差し切り、1分7秒2のタイムで重賞初V。3着には首差で1番人気の
エーシンヴァーゴウが入った。
北村友は「前が速くなると思っていた。最後は思うように反応して伸びてくれた。勝てて良かったです」と、満面の笑みを浮かべる。「胸が熱くなった」。安田師はV
サインで鞍上を出迎えた。18キロの馬体増で1週間の小倉滞在もかみ合った。「滞在が合うということ。スムーズにいったのが大きな勝因」と指揮官はしてやったりの表情だ。
「
ダッシャーゴーゴーのラ
イバルとしてね」と次走は
セントウルSを見据える。ほかにも、
キーンランドC(8月28日・札幌)には、シリーズ第1戦の覇者
カレンチャンがスタンバイ。サ
マースプリントシリーズ優勝が視界に入る。「チャンスがありますね」。ス
プリンター王国に加わった新戦力が夏を席巻する。
提供:デイリースポーツ