Galikova の2度の敗戦。
1度目は、昨年のマルセルブサック賞(2歳牝馬の仏最強決定戦。日本で言う阪神JF)。
この時の勝ち馬は、翌年のアイリッシュ1000ギニー馬でその後10fで Midday を破る事になる Misty For Me。
5着だった Galikova の1/2馬身遅れ6着の Danedream は、ドイツに戻って古馬牡馬を相手にベルリン大賞・バーデン大賞を連勝。
2度目の敗戦はディアヌ賞で、姉 Goldikova と同じく今度は Golden Lilac が二冠を達成するその前にクラシック制覇を阻まれる。
この Golden Lilac には、その後のギョームドルナール賞にてリベンジ。
ディアヌ賞の前哨戦であるクレオパトル賞では、のちのサンタラリ賞馬 Wavering を完膚なまでに負かしている。
向こう(欧州)の競馬を見てきている者にとって、今更この Galikova の名前を前売りオッズ上位に見つけて騒ぐ方がどうかしてると思うくらい。