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William Buick騎手30日間の騎乗停止が確定

  • 2016年06月30日(木) 21時57分
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 明日よりいよいよ7月。そんな中、欧州競馬で非常に残念なNewsが入りました。

 ウイリアム・ビュイック騎手[William Buick]が、フランスギャロから、延べ30日間の騎乗停止処分の確定が下った事が、昨夜に判明しました。

 騎乗停止の対象は、6/19(日)の 仏オークス(仏G1)[Prix de Diane LONGINES]のシーン。

 騎乗馬 ハイランズクイーン[Highlands Queen]の2回の騎乗シーンが処分対象。

 1ヶ所目は、残り800m地点で外への急な移動により、ティエラデルフューゴ[Tierra Del Fuego]が減速し、競走中止したシーン。

 もう1ヶ所は、残り300mの直線の叩き合いのシーン。そこで、馬群中段にいたアーマンド[Armand]の前肢がHighlands Queenの後肢に触れ、アーマンドの鞍上 ピエール シャルル ブドュー[Pierre-Charles Boudot]騎手が落馬。その主犯となった。

 これらのシーンが原因で、裁決で15日間の騎乗停止となった。

 それに加えて、Buick騎手は、レース後に激高し "裁決委員会は堕落している" と発言。これにより、停止期間が倍加。延べ30日間という長期の騎乗停止処分が下される事となりました。

 騎乗停止の具体的な期間は、7/3(日)~8/1(月)。

 “若気の至り”(現在27歳)とは言え、非常に残念なNewsとなってしまいました。
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【追記1】
 ネタ元URLは、最も詳細な記述があるRacingpostの昨夜に掲載された記事です。

【追記2】
 このNewsは、本日中に、欧州中に報道されています。もう一つ、Paris TurfからのPageも載せます。ここには、本人が今回の制裁を受けた際の後悔の言葉が、記載されています。こちらも、一読してみて下さい。

●Paris Turfの掲載URL: http://www.paris-turf.com/actualites/william-buick-je-regrette-profondement-mon-geste-1-132118

【追記3】
 制裁の対象Raceの仏オークス(仏G1)。そのRaceの公式結果・Race Videoを以下のURLに添えて記載します。

 公式結果は、降着処分後の結果も反映済です。また、Race Videoは、そのシーンも含めてFullで見られます。

●Race結果URL: http://www.paris-turf.com/programme-courses/2016-06-19/reunion-chantilly/resultats-rapports/prix-de-diane-longines-978381 [Paris Turfより]

●レース映像URL : https://www.youtube.com/watch?v=92pOed2WFOM [Chaine Equidiaより]
ネタ元のURL
http://www.racingpost.com/news/horse-racing/william-buick-no-reprieve-for-buick-as-30-day-suspension-upheld-after-appeal/2110284/top/#newsArchiveTabs=last7DaysNews

みんなのコメント1件

  • 紫煙ポッポ

    紫煙ポッポ

      これは残念ですね。裁決委員のジャッジに不満であっても、抗議の仕方としては最悪です。当事者として異議を申し立てるのはどんなスポーツでも珍しい事ではありませんが、同時にスポーツに於ける「審判の聖性」を侮辱・侵害する事の重大さはプロ騎手として理解が足りなかったと言わざるを得ません。