明日よりいよいよ7月。そんな中、欧州競馬で非常に残念なNewsが入りました。
ウイリアム・ビュイック騎手[William Buick]が、フランスギャロから、延べ30日間の騎乗停止処分の確定が下った事が、昨夜に判明しました。
騎乗停止の対象は、6/19(日)の 仏オークス(仏G1)[Prix de Diane LONGINES]のシーン。
騎乗馬 ハイランズクイーン[Highlands Queen]の2回の騎乗シーンが処分対象。
1ヶ所目は、残り800m地点で外への急な移動により、ティエラデルフューゴ[Tierra Del Fuego]が減速し、競走中止したシーン。
もう1ヶ所は、残り300mの直線の叩き合いのシーン。そこで、馬群中段にいたアーマンド[Armand]の前肢がHighlands Queenの後肢に触れ、アーマンドの鞍上 ピエール シャルル ブドュー[Pierre-Charles Boudot]騎手が落馬。その主犯となった。
これらのシーンが原因で、裁決で15日間の騎乗停止となった。
それに加えて、Buick騎手は、レース後に激高し "裁決委員会は堕落している" と発言。これにより、停止期間が倍加。延べ30日間という長期の騎乗停止処分が下される事となりました。
騎乗停止の具体的な期間は、7/3(日)~8/1(月)。
“若気の至り”(現在27歳)とは言え、非常に残念なNewsとなってしまいました。
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【追記1】
ネタ元URLは、最も詳細な記述があるRacingpostの昨夜に掲載された記事です。
【追記2】
このNewsは、本日中に、欧州中に報道されています。もう一つ、Paris TurfからのPageも載せます。ここには、本人が今回の制裁を受けた際の後悔の言葉が、記載されています。こちらも、一読してみて下さい。
●Paris Turfの掲載URL: http://www.paris-turf.com/actualites/william-buick-je-regrette-profondement-mon-geste-1-132118
【追記3】
制裁の対象Raceの仏オークス(仏G1)。そのRaceの公式結果・Race Videoを以下のURLに添えて記載します。
公式結果は、降着処分後の結果も反映済です。また、Race Videoは、そのシーンも含めてFullで見られます。
●Race結果URL: http://www.paris-turf.com/programme-courses/2016-06-19/reunion-chantilly/resultats-rapports/prix-de-diane-longines-978381 [Paris Turfより]
●レース映像URL : https://www.youtube.com/watch?v=92pOed2WFOM [Chaine Equidiaより]
- ネタ元のURL
- http://www.racingpost.com/news/horse-racing/william-buick-no-reprieve-for-buick-as-30-day-suspension-upheld-after-appeal/2110284/top/#newsArchiveTabs=last7DaysNews