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ウインバリアシオン、ラスト1冠へ究極の仕上げ/菊花賞

  • 2011年10月20日(木) 11時59分
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 ラスト1冠にかける。ダービー2着馬が究極の仕上げをアピールした。ウインバリアシオンは安藤勝を背に栗東CWで3頭併せ。5、6馬身後方から僚馬2頭を追いかけて、馬体を合わせたのが直線の入り口だった。

 大外を回って加速し、ゴール前では一杯に追われ、内のメイショウカルロに0秒4、真ん中に入ったラインレグルス(ともに3歳500万下)には1秒6の差をつけて豪快に先着した。6F80秒7-39秒4-12秒9の猛時計が好調を物語る。

「動きは良かった。満点じゃないですか」。スタンドから動きを見届けた松永昌師が力強くうなずく。ダービー以来だった前走が18キロ増。「いくらか太かったと思う。今は太めもないし、前走よりもいいと思う」。逆転に必要な大幅な上積みを十分に感じ取っている。

 安藤勝も満足げだ。「結構早めから動いたし、外を回っても最後まで脚が上がらなかったからね」。過酷な長丁場を想定したようなハードトレを課し、マラソンレースの克服に手応えをつかむ。

 まだ勝負づけは済んでいない。ダービーも前哨戦の神戸新聞杯も天敵オルフェーヴルの背を追う結果となったが、上昇度はもちろんのこと、距離延長にも期待を寄せる。「前走は向こう(オルフェーヴル)に分がある流れになった。諦めているわけじゃない。自分の競馬をして力を出せれば。距離も問題ないし、チャンスがないわけじゃない。最後に主役になれれば」。かつてネオユニヴァースの3冠を阻んだアンカツが刺客となる。

提供:デイリースポーツ

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