戸山師と親子同然の濃密な関係の下、騎手として名を上げた。
一方で異端の存在だった戸山師の弟子ということで、つらい思いも数多くしたはず。
そうでありながら、調教師となると、
決して力量十分とはいえない娘婿の田嶋翔騎手を重用するなど、
師匠の方針を短所や不利さえもすべて引き継いだ。
彼の愚直な性格、そして2人の強固な師弟愛の表れで、
あれだけの“師匠と弟子”は彼らが最後ではないだろうか。
その結果として、金は出すけど口はあまり出さない、
昔ながらの個人馬主がほとんどとなり、馬質には恵まれなかった。
だが、年平均15勝前後、損益の分岐点とされる2億前後の収得賞金を挙げており、
調教師としての能力も決して低くはなかった。
伝えられる金銭問題をひとりで背負い込まなければ、
地味ながらも定年まで勤め上げることはできたはず。
不器用な性格が最後に仇となってしまったのだろうか。残念である。
しょんぼりクリスエス NWgpNYA
最近だとヒシカツリーダーは駄目になったが、オープン入りしたシゲルソウウン・ヤマカツハクリュウがいるし、シゲルリジチョウも面白そうな馬だったのに。
ニュースでは『厩舎経営の悩み』とあったが、お金じゃなくて周辺環境の悩みなんだよな。
地道に馬主・牧場に頭を下げ続けるだけでも大変だし、大手との差が縮まらないんじゃ気持ちも沈むわ。
努力よりコネが銭になる―恐らくこれが競馬界の現状。
それに今じゃ馬づくりはトレセン主体じゃないから、調教師なんか只の出走仲介業みたいな感じだもの。
『職人の競馬』は完全に死んだね、この件ではっきりしたわ。
美浦の後藤さんみたいに毒吐ければ良かったんだけど、中々そうもいかなかったのかね…残念。