11日(土)・東京2Rの新馬戦(牝馬限定・ダ1400m)でデビューするのが、
加藤征弘厩舎の
ブルーメリディアン(牝3)。父は
フジキセキ。母は5勝と活躍した
カズサヒロインと、血統的にも楽しみのある馬だ。
「ゲート試験に合格後、一度放牧に出したのが良かったですね。体力もついてきましたし、動きも良くなってきました。2週前の坂路での時計が、すごく良かったですからね。あれは新馬の時計ではなかったと思いますよ。先週はポリトラックで、今週はウッドチップで追い切りましたが、動きも悪くないですし、ここまで順調に来ました。新馬の出馬ラッシュの中、狙っていた牝馬限定戦に出走させられたから、、楽しみですね」と加藤調教師。
11日(土)・東京9R
調布特別(4歳以上1000万下・芝2000m)に出走の
イチブン(
杉浦宏昭厩舎)は、ここ2戦が2着続き。「脚元に不安がある馬ですが、ここまではその心配もなく調整できていますよ。稽古でも、弾むようなフットワークが戻ってきたし、状態はいいですよ。今回は決めたいですね」と長島五郎厩務員。
同じく長島厩務員担当の
朝日杯FS3着の
レオアクティブは、近日中に帰厩し、3月17日(土)に中京競馬場で行われる
ファルコンS(GIII・芝1400m)を目標に調整される予定だ。
クイーンCを残念ながら除外された
ダイワミストレス(牝3)は、12日(日)京都6Rの自己条件(3歳500万下 芝1400m)に回る。
「2走前の
黒松賞の時は、大外枠だったこともあって、スタート直後に外に寄れて、ジョッキーの鐙も外れるというアク
シデントがあっての2着ですからね。前走の
フェアリーS(3着)は、ゲートはまともに出てくれましたし、道中も我慢のきいた走りをしていたのですが、直線で一瞬前があかなかったですからね。エンジンのかかりが遅いので、あの不利が大きかったですね。先週の時点で使える状態に仕上がっていたので、今週は動きを確認する程度でしたが、良い動きだったと思います」と
菊沢隆徳調教師はコメント。クイーンC除外の鬱憤を晴らしたいところだ。(取材:佐々木祥恵)