現地時間19日、英国・
ロイヤルアスコット競馬で行われた
ゴールデンジュビリーS(3歳上、英G1・芝6f)は、ジャストジェームズ
Just Jamesが出走を取り消し14頭立てのなか、W.サプル騎手騎乗の6番人気(単勝13倍)フェイヤージャグ
Fayr Jag(セン5、英・T.イースターバイ厩舎)が、
クリスタルキャッスル
Crystal Castleの猛追を短頭差退け優勝、通算9勝目を挙げた。勝ちタイムは1分13秒3(良)。さらに短頭差の3着は
ケープオブグッドホープ Cape of Good Hope。
前走グロシェーヌ賞(仏G2・芝1000m)を制した
エイボンブリッジ
Avonbridge(牡4、父Averti)、昨年のBHB(英国競馬公社)
最優秀3歳牝馬エアウェーヴ
Airwave(牝4、父
Air Express)は、それぞれ5、6着に敗れた。
勝ったフェイヤージャグは、
父Fayruz、
母Lominda(
その父Lomond)という血統。父の
Fayruzは、通算7勝を挙げたOwen Tudor系の種牡馬。昨年8月の準重賞レース勝利後、G1初出走となった9月のス
プリントC(英G1・芝6f)で5着。その2週間後に行われた
パールS(愛G3・芝6f)で重賞初優勝を果たしたが、続く
ダイアデムS(英G2・芝6f)では12着と大敗。10月のベン
ティンクS(英G3・芝6f)では、ゲートの中で暴れたために鞍上のW.サプル騎手が落馬し、自身もケガを負ってしまったために出走を回避。今季は、5月のデュークオブヨークS(英G2・芝6f)で13着という大敗を喫していた。