第67回毎日王冠」(G2、芝1800メートル)が9日、東京競馬場で行われ、紅一点のルージュバック(牝4=大竹厩舎、父マンハッタンカフェ、母ジンジャーパンチ)が1分46秒6で1番人気に応えた。牝馬がこのレースを制したのは1993年のシンコウラブリイ以来23年ぶりの快挙。
レースはマイネルミラノが引っ張り、ルージュバックは後方2、3番手の位置取り。直線に入り外に持ち出したルージュバックはじわじわと脚を伸ばし、ラスト1ハロンからアンビシャスとの一騎打ち。鞍上・戸崎のゴーサインに応えて力強く伸び、クビ差でゴール板を駆け抜けた。
戸崎は「位置取りは気にせず、末脚を信じてリズムよく行った。この馬のいいところを出せたかな。叩いてまた良くなりそうだし、G1タイトルを一緒に取りたい」と話した。
2着は3番人気アンビシャス。さらに3馬身差の3着は人気薄のヒストリカル。2番人気ステファノスは5着だった。
▼戸崎圭太騎手の話 末脚を持っている馬なので、あまり位置取りは気にせず、信じてリズム良く行った。今日は外差しが決まっていたので、この馬に合ってるレースがしたいと思っていた。ペースが落ち着いたが、いい形でためも利いて良いリズムで走ってくれた。(末脚は)この馬の良いところを出せた。休み明け久しぶりだった分、少しにぶい部分があったかもしれないが、一度叩いて良くなると思う。(天皇賞・秋に向けて)ずっと乗せてもらっているので、G1タイトルを一緒に獲りたい。
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