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スノーフェアリーの引退後は幼なじみと交配

  • 2012年03月11日(日) 00時33分
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アイランモアスタッドの新種牡馬Elusive Pimpernelが最初に種付けした2頭の牝馬の受胎が確認された。そしておそらく、G1を5勝しているスノーフェアリーが引退した後は彼のもとを訪れるだろう。

クレイヴンS勝ち馬のElusive Pimpernelとスノーフェアリーはともにクリスティーナ・パティノがオーナーブリーダーである。この配合では、オーナーの基礎牝馬であるGay Fantasyの3×5のインブリードが発生する。

ナイジェル・アンダーソン(アイランモアスタッドマネージャー)「スノーフェアリーが引退したときは当スタッドに来ると聞いている。しかし彼女は今年も現役を続けることが決まっている」


【補足】
ヒシアマゾンの初年度の配合相手がヒシマサルだったのを思い出した。

とはいえ、2頭とも自分の生産した活躍馬、それも同じ牝系出身で牧場の基礎になった牝馬のインブリードが発生するとあれば、ロマンのある配合なのは確かです。それに2頭は同い年だし、同じ生産者ってことは牧場も一緒かもしれないし……そう、つまりは幼なじみなんですよ! こう考えると、ちょっとドラマがありそうに感じません?

お相手のElusive Pimpernelは2歳時に英G3アコームSを勝ち、英G1レーシングポストトロフィー2着。3歳時に英G3クレイヴンSを勝ち、続く2000ギニーではSt Nicholas Abbeyに次ぐ2番人気でしたが5着。その後は仏ダービーを目指していたものの故障で断念。翌年復帰するも6戦未勝利で引退しました。

いまでこそスノーフェアリーのほうがはるかに上の成績ですが、クラシック前まではElusive Pimpernelのほうがずっと期待されていたんですよね。ちなみに今年の種付け料は1000ユーロです。格安。もっとも、スノーフェアリーも1000ユーロで買われたという、さほど良血でもない牝馬なので、血統レベルではこのへんが妥当ではあるかも。
ネタ元のURL
http://bloodstock.racingpost.com/news/bloodstock/elusive-pimpernel-snow-fairy-set-for-pimpernel-when-retired/993360/

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