現地時間11日、仏・
ドーヴィル競馬場に参戦した
武豊騎手(35、栗東・フリー)は、2Rのアヴル賞(芝2000m)はソールング So Long(牡4)で4着、5Rの
カプリス賞(芝3000m)はサンストレス Sanstress(牝3)で6着に終わり、あと1勝に迫っていた海外通算100勝はまたもお預けとなった。
同騎手はこの日の騎乗を最後に日本に帰国。今回の遠征期間では
アスタルテ賞(3歳上牝、仏G1・芝1600m)は
ルンバロカ Rumba Loca(牝3、伊・B.グリゼッティ厩舎)で8着、
モーリスドギース賞(3歳上、仏G1・芝1300m)は
シーキングザダイヤ(牡3、栗東・
森秀行厩舎)で15着に終わるなど、計20鞍に騎乗するも勝ち星を挙げられなかった。また同遠征での最高着順は、
ボルテックス Vortex(セン5、英・J.ケリウェイ厩舎)でのシャーガー
Cマイル(3歳上、芝8f)2着。
なお同騎手は、02年12月に香港・
ハッピーバレー競馬場で行われたインターナショナル・ジョッキーズCSの第1戦をクラッサウィン
Classa Winで制して以来、海外での勝ち星を挙げていない。
帰国後の14、15日は小倉競馬場で騎乗予定。前日の13日には、
盛岡競馬場で行われる
クラスターC(交流G3)は
ノボトゥルー(牡8、栗東・
森秀行厩舎)、16日に
佐賀競馬場で行われる
サマーC(交流G3)は
ニューベリー(牡6、栗東・音無秀孝厩舎)に騎乗する予定。