6戦全勝でパシフィッククラシック(米G1)を制したキャンディライド
Candy Ride(牡5、米・R.
マカナリー厩舎)が、年内での復帰は難しいことから、現役を引退し種牡馬入りすることが明らかになった。米・ケンタッキー州レキシントンのヒルン
デールファームで種牡馬入りする予定で、現在馬主のクレイグ氏とヒルン
デールファームの間で売買契約の交渉が行われている。ヒルン
デールファームはシアトリカル
Theatrical(牡22、
父Nureyev)、
ジェイドハンター(牡20、父Mr.Prospector)、メダグ
リアドロー
Medaglia d'Oro(牡5、
父El Prado)らが繋養されている名門牧場で、初年度種付けは1万ドルの予定。
キャンディライドは、父
Ride the Rails(
父Cryptoclearance)、
母Candy Girl(
その父Candy Stripes)という血統。02年8月にアルゼンチンで12馬身差の圧勝でデビューすると、続くサンイシドロ大賞(亜G1)、ホアキンSデ
アンチョレナ大賞(亜G1)でも8、8馬身差の圧勝。G1・2つを含む3戦3勝という成績で米国に移籍。米移籍初戦のオプショナルクレーミングを制し臨んだアメリカンH(米G2)では
Special Ringを制しレコード勝ち、続くパシフィッククラシック(米G1)でもメダグ
リアドローに3.1/4馬身差をつけてレコード勝ちしていた。通算成績6戦6勝。