鮮やかな逃走劇を演じて、
フクノカシオペア(牝、
父アフリート、美浦・小島茂)が後続を完封。二の脚の速さで先陣を切ると、直線は二枚腰を発揮した。勝ちタイムは1分57秒4。首差の2着は好位から猛然と勝ち馬に詰め寄った2番人気の
グリューネヴォッヘ、さらに6馬身差の3着には10番人気の
メイプルミルクが入った。なお、1番人気の
ターワカチーナは外々を回らされる厳しい流れで直線伸びを欠き5着に敗れた。
的場は「ゲートが速いのは分かっていたし、作戦通りの競馬ができた。改善しなければならない課題はなかったし、言うことのない内容だった」と思い描いた結果に満足していた。
提供:デイリースポーツ