14日、ダービー
グランプリ(交流G1)を9馬身差圧勝した
パーソナルラッシュ(牡3、栗東・山内研二厩舎)が、現地時間30日に米・
ローンスターパーク競馬場で行われるブ
リーダーズCクラシック(米G1・ダート10f)に出走するため、21日21時35分の輸送機で出発することが決まった。ダービー
グランプリでコンビを組んだ安藤勝己騎手は、31日の
天皇賞・秋(G1)で
キングカメハメハ(牡3、栗東・松田国英厩舎)に騎乗するため、
パーソナルラッシュには現地の騎手が騎乗する予定となっている。
ブ
リーダーズCクラシックはフルゲート14頭立てで、出走馬は23日前後に決定する予定。3歳馬の優勝は00年のティズナウ
Tiznow以来なく、
パーソナルラッシュが優勝すれば、3歳馬としては4年ぶり、日本調教馬による初の米G1制覇という快挙となる。過去日本からは、96、97年と
タイキブリザード(牡13、
父Seattle Slew)が同レースに挑戦したものの、13着、6着と敗れている。
同レースには、昨年の覇者で今年のドバイワールドC(首G1)を制した
プレザントリーパーフェクト Pleasantly Perfect(牡6、米・R.
マンデラ厩舎)、前走
ジョッキークラブゴールドC(米G1)を快勝した昨年の米2冠馬
ファニーサイド Funny Cide(セン4、米・T.
バークレー厩舎)などが出走予定。また、
プレザントリーパーフェクトには
シガー Cigar(牡14)が持つ北米最多賞金記録(9,999,815ドル、約10億9000万円)を超えるために
ジャパンCダート(G1)にも参戦するプランがある。