現地時間30日、米・
ローンスターパーク競馬場で行われたブ
リーダーズCジュヴェ
ナイル(2歳、米G1・ダート8.5f)は、L.デットーリ騎手騎乗の
ウィルコ Wilko(牡2、英・J.ノセダ厩舎)が優勝。3/4馬身差の2着に
アフリートアレックス Afleet Alex、さらにクビ差の3着に
サンキング Sun King、4着にコンソリデーター
Consolidatorが入った。
フサイチペガサス Fusaichi Pegasus産駒ローマンルーラー
Roman Rulerは5着、ス
カンジナヴィア
Scandinaviaは最下位の8着、シャンペンS(米G1)の勝ち馬
プラウドアコレイド Proud Accoladeは6着に終わった。勝ちタイムは1分42秒09(良)。
勝った
ウィルコは
父Awesome Again、
母Native Roots (
その父Indian Ridge)という血統の米国産馬。3代
母Contrailの子孫には
タイキシャトル(
ジャックルマロワ賞-仏G1)、
ピースオブワールド(
阪神ジュベナイルフィリーズ-G1)らが出る牝系。
03年のキーンランド9月セールにて7万5000ドルで落札され、5月3日に英・ケンプトン競馬場のメイドン(芝5f)でデビュー。3着に敗れ、初勝利を挙げたのは3戦目、英・ヤーマスで行われたノーヴィスS(芝6f)で、2着馬に1馬身差をつけての勝利だった。その後、スーパーレラティヴS(英G3・芝7f)ではドバウィ
Dubawiから3/4馬身差の3着、ヴィンティジS(英G2・芝7f)ではシャマーダル
Shamardalから2.1/2馬身差の2着など重賞戦線でも好走を続け、前走の
ロイヤルロッジS(英G2・芝8f)では
パーフェクトパフォーマンス Perfectperformanceから2.3/4馬身差の3着だった。今回が初のダート戦、初の海外遠征で重賞初勝利。10戦のキャリアはメンバー中最多だった。通算成績は11戦3勝。