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手綱が冴える武豊!絶品の先行抜け出し、トウケイヘイローが重賞V2/鳴尾記念

  • 2013年06月01日(土) 15時42分
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 1日、阪神競馬場で鳴尾記念(3歳上・GIII・芝2000m)が行われ、好スタートを切ってレース序盤は2番手で折り合いをつけた武豊騎手騎乗の6番人気トウケイヘイロー(牡4、栗東・清水久詞厩舎)が、残り1000mを前に無理なく先頭に立って4コーナーも後続に1馬身半ほどのリードで直線を迎え、その後はさらにもうひと伸び。結局そのまま悠々と逃げ切り、中団待機策からゴール前の混戦を捌いて2着に浮上した7番人気エクスペディション(牡6、栗東・石坂正厩舎)以下に、1.1/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分58秒9(良)。

 さらにクビ差の3着に、内からしぶとく脚を伸ばした3番人気ダノンバラード(牡5、栗東・池江泰寿厩舎)が入った。その後、ハナ差遅れて追い込んだ4番人気エアソミュール(牡4、栗東・角居勝彦厩舎)が4着、3/4馬身差の5着が12番人気スマートギア(牡8、栗東・佐山優厩舎)の順で確定。

 なお、好位を追走した1番人気パッションダンス(牡5、栗東・友道康夫厩舎)は直線での伸びを欠いて6着、2番人気ダイワファルコン(牡6、美浦・上原博之厩舎)は10着にそれぞれ敗れている。

 勝ったトウケイヘイローは、父ゴールドヘイロー母ダンスクィーン、その父ミルジヨージという血統。3月のダービー卿CTを制して重賞初制覇を飾り、前走・京王杯スプリングCでは2番人気に推されるも道中の折り合いを欠いて8着。今回はデビュー15戦目にして初めての2000mへの出走となったが、先週キズナで自身5度目のダービー制覇を飾った武豊騎手がレース途中から自然とハナに立たせる絶品の手綱捌きを披露し、重賞V2を鮮やかに決めた。

【勝ち馬プロフィール】
トウケイヘイロー(牡4)
騎手:武豊
厩舎:栗東・清水久詞
父:ゴールドヘイロー
母:ダンスクィーン
母父:ミルジヨー
馬主:木村信彦
生産者:中村和夫
通算成績:15戦6勝(重賞2勝)
主な勝ち鞍:2013年ダービー卿CT(GIII)

みんなのコメント 44件

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  • gentinさん

    武豊の勝ちって、やはり魅せるよね。騎手の腕で勝ってる感じがする。
    早く巨大組織も仲直りしたら良いのに。

  • G1weekさん

    先週といい今週といい、10年前の武豊を見ているみたいだ。
    馬券は外れたけど、なんかヾ(^v^)k

  • サラブレッド探偵さん

    絶妙の判断とペース配分の武豊騎手と
    折り合いつつ闘志を内に秘めた走りのトウケイヘイロー。
    両者の力が発揮されたがゆえの勝利だった。

    後方勢一同が早め早めに上がっていくシーンからは
    「このペースはまずい」という焦りがありあり伝わってきて
    武豊騎手の会心の騎乗を引き立たせていた。

    次は今日のように楽な競馬はさせてもらえないと思うけど
    トウケイヘイロー自身も進境著しいので今後が楽しみ。
    武豊騎手とも合いそうだから、コンビ継続できるといいね。

  • kumakoさん

    ユタカさん神憑ってきた。
    阪神苦手なんていつの話だったか。
    まるで全盛期を見ているかのようです。

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