現地時間4日、米・
ハリウッドパーク競馬場で行われた
ハリウッドターフC(3歳上、米G1・芝12f)は、G.
スティーヴンス騎手騎乗の5番人気
ペレグリーノ Pellegrino(牡5、米・D.バーク厩舎)が、道中後方から徐々に進出し、同じく後方からレースを進めた2番人気
メガヘルツ Megahertzをアタマ差退け優勝した。勝ちタイムは2分29秒73(良)。さらに3.1/2馬身差の3着に6番人気ライセンストゥラン License to Runが入り、1番人気に支持された今年の
BCターフ馬
ベタートークナウ Better Talk Nowは、直線で一旦先頭に立つも伸びきれず6着に敗れた。
勝った
ペレグリーノは、父
Nugget Point(
その父Nureyev)、母はブラジルのG1馬
Vale Mas(その父
Good Bloke)という血統のブラジル産馬。半兄のOh Take(父
Latin American、
エストラージャスクラシック大賞典-アルゼンチンG1)をはじめ、兄姉には南米の重賞勝ち馬が多数いる。昨年までアルゼンチンで走り、今年1月より米国でデビュー。4戦目の
アローワンスで米国初勝利を飾ると、10月4日の前走・CFバーカーH(米G3)では2着に好走していた。今回が米国初重賞制覇で、通算成績は15戦4勝。所有するのは、先日来日した
ラクティ Rakti のオーナーでもあるゲーリー・タナカ氏。