8日、大井競馬場で行われた4R(サラ3歳・ダート1500m、14頭立て)で、1着に14番人気、2着に11番人気、3着に2番人気の馬がそれぞれ入り、3連単の配当は、公営競技史上4位となる688万4620円(3連単の組み合わせ2184通り中1756番人気)の大荒れとなり、総票数18万6575票で的中はわずか2票だけだった。

　この波乱を演出したのは、スタートから先頭に立ち、そのまま逃げ切った宗形竹見騎手騎乗の最低人気ワイエスタッチ(牝3、大井・久保杉利明厩舎)。2着ローズバーグに3馬身差をつける快勝だった。さらに3/4馬身差の3着にはワールドハーレーが入線し、1番人気グランドネールは直線で失速し、5着に敗れた。

　3連単の歴代最高配当は、02年8月17日の大井8Rで出た975万2820円。JRAでは今年11月20日の東京10R(3歳上1000万下・芝1400m)で記録した285万7890円となっている。