岩手県競馬組合は11日、7月28日(日)に開催された第27回
ひまわり賞(
オークス)において、競走後に実施した薬物検査の結果、
ラブソング号(牝3歳、盛岡・熊谷昇厩舎所属)から禁止薬物の陽性反応が検出されたことにつき、本件の概要及び発生経過、並びに今後の対応等の説明のため、記者会見を行った。
■禁止薬物陽性馬の概要
1.競走馬名
ラブソング号(サラブレッド系、牝3歳、
盛岡競馬場・熊谷昇厩舎所属)
2.出走競走
・施行日/競走名
平成25年7月28日(日)
第5回盛岡競馬第2日第10競走、(重)第27回
ひまわり賞(
オークス)
・競走条件
サラブレッド系3歳牝馬、ダ2000m、1着賞金300万円
・競走結果
12頭立5着
■検出された薬物
カフェイン(中枢神経を興奮させ、強心作用や利尿作用がある)
■発生の経過及び対応
1.出走馬の禁止薬物検査については、出走馬のうち1着馬及び2着馬(11頭以上の出走の場合は任意に1頭追加)から検体を採取し、(公財)競走馬理化学研究所で禁止薬物の有無を検査しているところ。
2.上記競走に出走した同馬については、8月8日、禁止薬物に指定されている「カフェイン」が検出された旨、(公財)競走馬理化学研究所より通知があったところ。今回の場合は、任意に追加した1頭から陽性反応が出たもの。
3.競馬組合としては、直ちに、内部に調査チームを設置するとともに、競馬法違反に該当する恐れがあることから、所轄の盛岡東警察署に通報したところ。
4.今後、調査結果が判明次第、厳正に対処する。
【副管理者コメント】
このたび、岩手競馬所属の競走馬から禁止薬物陽性馬が発生したことにつきましては、ファンの皆様並びに関係者の皆様にご心配とご迷惑をおかけしましたことを心よりお詫び申し上げます。
岩手県競馬組合としましては、今後、一日も早く原因究明、信頼回復に努めるとともに、再発防止に向けた対策を講じて参りますので、何卒、引き続きご支援、ご愛顧くださいますようお願いいたします。