27日の栗東。調教開始前の気温は19℃。半袖だと肌寒いくらい、夏の終わりを感じさせるような気候になってきたが、それとともに、秋のG1戦線で活躍してくれそうな馬たちが続々と帰厩。
藤原英昭厩舎の2頭、
エイシンフラッシュと
トーセンラーは、8月21日に社台
ファーム山元トレーニングセンター(宮城県)から帰厩した。
また、
オークス3着の
デニムアンドルビー(栗東・角居勝彦厩舎)は、8月24日にノーザン
ファーム(早来町)から栗東へ帰厩。今後は
ローズS(9月15日・阪神芝1800m)へ向けて、調整が進められていく予定。
同じ
ローズSを目指すのが、
レッドオーヴァル。
オークスは2番人気の支持を集めるも、17着に大敗。この夏は社台
ファーム山元トレーニングセンターでリフレッシュ。8月22日に栗東へ帰厩している。
「
オークスでは、馬体重がデビュー戦から20キロ以上減ってしまった(422キロ)ので、馬体回復は重要な課題でしたが、入厩してからの数字が438キロ。理想はレース時に440キロ台ですね」とは安田隆行調教師。
同じく安田隆行厩舎には、
グレープブランデーが8月23日に社台
ファーム山元トレーニングセンターから帰厩。「骨折は軽度でしたが、ケアする時間を入念に費やしたので、秋からの復帰に。予定している、
みやこS(11月3日・京都ダート1800m)か
武蔵野S(11月10日・東京ダート1600m)まで、日程的に余裕がありますが、じっくり仕上げていきたいと思います」と同師。
なお先週、ノーザンFしがらきから栗東へ入厩した馬は以下の通り。(取材・写真:井内利彰)
8月21日
アドマイヤスピカクッカーニャスイートリリックソリタリーキングネオヴィクトリアルナリアローブティサージュ8月22日
アドマイヤシェルケイティープライドディープサウストラバントヒドゥンブレイドルミナスウイング母プリンセスゴールド母リビングデイライツ8月23日
アンヴァルトジェットブリットトリップ
フェルメッツァリアンカフェリュクスエンブレムローゼロッセ8月24日
ディアデラバンデラトーセンサミットフラガラッハムスカテールレッドジゼル