28日、
園田競馬場で第10回園田チャレンジC(3歳上・ダ1400m・1着賞金250万円)が行われ、序盤は後方から3頭目を追走していた松浦政宏騎手騎乗の4番人気
キューティガビー(牝7、兵庫・野田学厩舎)が、3~4コーナーで外から一気に先団へ押し上げると、逃げ込みを図る1番人気
ユメノアトサキ(牝3、兵庫・
新子雅司厩舎)を直線半ばでせり落として抜け出し、早め進出からゴール前で2着に浮上した2番人気
バトルアステア(牡6、兵庫・
盛本信春厩舎)に、2.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分28秒6(稍重)。
ユメノアトサキは粘れず、さらにアタマ差の3着だった。なお、3番人気
タガノブリガデイロ(牡7、兵庫・国沢利照厩舎)は4着まで。
勝った
キューティガビーは、
父ジェニュイン、
母マイディアガビー、
その父ヘクタープロテクターという血統。近2走は、園田FCス
プリント(ダ820m)では距離が短く6着、前走・
兵庫サマークイーン賞(ダ1700m)では若干距離が長く4着とするなど、重賞でも上位馬と差のないレースを続けていたが、ベスト条件の1400mできっちりと差し切り、通算44戦目での嬉しい重賞初制覇を挙げた。
【勝ち馬プロフィール】
◆
キューティガビー(牝7)
騎手:松浦政宏
厩舎:兵庫・野田学
父:ジェニュイン母:マイディアガビー母父:ヘクタープロテクター馬主:村田裕子
生産者:塚尾牧場
通算成績:44戦16勝(
JRA12戦0勝、重賞1勝)