6月17日(日本時間22時45分)にフランスのシャンティイ競馬場で行われる仏G1ディアヌ賞(仏オークス、芝2100m、定量57kg)の出走馬が確定し、12頭立てで争われることになりました。前走無敗で仏1000ギニーを制したディープインパクト産駒ビューティーパーラーは9番枠からの発走となります。出走馬の枠順や戦績などは以下のとおり。

※枠順(馬番) 馬名/英字(騎手名)で表記

01(05)　フォーシズオブダークネス/Forces Of Darkness(I.メンディザバル)　※8戦2勝。前走仏G1で3着
02(02)　ヴァライラ/Valyra(J.P.ムルタ)　※2戦2勝。重賞実績なし
03(04)　ラジュワ/Rjwa(T.ジャルネ)　※5戦2勝。前走仏G1で2着
04(06)　ルーパルティエ/Leaupartie(G.ベノワ)　※2戦1勝。重賞実績なし
05(10)　ベストオブオール/Best of All(A.クラストゥス)　※4戦1勝。ビューティーパーラーと同厩舎同馬主
06(01)　サガワラ/Sagawara(G.モッセ)　※4戦2勝。前走仏G1サンタラリ賞制覇
07(03)　ダルカラ/Dalkala(C.P.ルメール)　※3戦3勝。トライアルの仏G3を4馬身差勝利
08(11)　トワリュンヌ/Trois Lunes(F.X.ベルトラス)　※4戦2勝。前走仏G3でサガワラを下して勝利
09(09)　ビューティーパーラー/Beauty Parlour(C.スミヨン)　※4戦4勝。前走仏1000ギニー制覇
10(07)　キッスド/Kissed(J.P.オブライエン)　※2戦2勝。前走準重賞を8･1/2馬身差勝利
11(08)　アップ/Up(R.ムーア)　※6戦1勝。前走仏1000ギニーで2着
12(12)　プチノブレッセ/Petite Noblesse(M.ギュイヨン)　※4戦2勝。仏1000ギニー8着

有力な登録馬の回避がほとんどなく、なかなかの好カードとなってます。

ビューティーパーラーが大本命なのはもちろんですが、国内組では距離2000mのG1サンタラリ賞を勝ったサガワラ、無敗でオークストライアルを圧勝のダルカラなど、未対決で距離実績のある強豪が待ち構えます。

海外遠征組ではA.オブライエン厩舎の主戦J.オブライエン騎手が仏1000ギニー2着のアップでなく、4月下旬の距離10ハロンの準重賞を8･1/2馬身差圧勝のキッスドに乗り換えての参戦が気になるところ。

なお、ビューティーパーラー陣営は同馬主同厩舎のベストオブオールをペースメーカーに配しています。前年に続いての無敗で仏牝馬クラシック二冠達成をディープ産駒が成し遂げるか注目です。

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