不良馬場で行われたタフな一戦を制したのは1番人気の
ゲットアテープ(牡、
父ディープインパクト、栗東・安田)。半兄に08年のクラシック路線で活躍した
ブラックシェルを持つ良血馬が、心身の強さを示して初陣を飾った。道中は自分のリズムで中団を追走すると、3、4角でも鞍上のリスポリは目立った動きを見せず、直線では馬場のいい外めに進路を選択。
ゴーサインに呼応して力強く坂を駆け上がり、外からねじ伏せるように差し切った。勝ちタイムは1分27秒8。1馬身半差の2着は5番人気の
ノブジョプリン。さらに首差の3着には8番人気の
アースプレイが入った。
リスポリは「調教で雰囲気を感じていたし、将来性は高い。今のままの気性なら2400mでも」と早くも来春の大舞台を見据えていた。
提供:デイリースポーツ