11馬身差で勝利したクイーンアンSでのフランケル(Frankel)のパフォーマンスに対し、英国競馬統括機関(BHA)のハンデキャッパーであるドミニク・ガーディナーヒルは138は超えるだろうが高くても140までだとし、ダンシングブレーヴがマークした141は超えないという見解を示した。
その理由については、3、4着馬がマークしたレイティングが113、108と、4着馬においては準重賞レベルであること。2着のエクセレブレーション(Excereblation)が本来のパフォーマンスを発揮しておらず、クイーンアンSにおいては高くても115と、前走のロッキンジSなどより10ポンド低いことを理由に挙げている。
【補足】
タイムフォームが147の暫定世界最強に評価したフランケルですが、公式ハンデでは史上最高評価とはならない見込みです。
BHAはすごく大ざっぱにいえばイギリスのJRAみたいなもんで、ここのハンデキャッパーがワールド・サラブレッド・ランキングのイギリスのレイティングを決めています。そのハンデキャッパーいわく、クイーンアンSの圧勝劇は相手が弱かったり、本来の能力を発揮できてなかったためで、それを加味するとダンシングブレーヴ越えは妥当ではない、という判断のようです。
とはいえ、それでも史上2位ですからね。フランケルが歴史上の名馬の領域に到達したことには変わりないでしょう。
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