とうけいにせい005 OBYHGSU
馬は国籍など気にしない。国境線は人間が引くのだ。
率直に言って、負けてほしくはなかった。
国際G1を持つ大井が二段格下のパート3国の馬に負けた、
しかも初の海外、初の右回りというアウェーの相手に。
この意味は非常に重いものがある。
ワッツビレッジは前半33.8でかなり飛ばしたから
大井勢は逃げつぶれるだろうとタカをくくったのかもしれない。
だが、そこを粘りきったのだから、まぐれ勝ちとは言えないだろう。
ソウルでの交流戦はトーセンアーチャーの一世一代の差しで勝てたが
全体的に見ると大井勢は韓国勢の実力を低く見積もりすぎてたと思う。
今後も日韓交流競走を続けるつもりなら、大井縛りではなく
南関東全体から馬を集めるなどでしっかりと向き合うべき。
地方競馬の雄・南関東の底力を示してほしい。