昨年のメルボルンカップ優勝馬で今年は連覇を目指すアルマンダン(Almandin)に名手ランフランコ・デットーリ騎手(Frankie Dettori)が騎乗することになりました。
　主戦であったオリヴァー騎手が来月16日まで騎乗停止処分となっていて、その異議申し立てを提出。懲罰委員会でのヒヤリングが本日行われました。こちらは既に報じられております。
　結果は異議申し立てを棄却され、メルボルンカップは騎乗不可能となりました。
　これを受けて、アルマンダンのオーナーの一人であるロイド・ウィリアムズ氏(Lloyd Williams)は、名手であるデットーリ騎手に騎乗依頼をし、実現しました。

　デットーリ騎手は今年イネーブル(Enable)とのコンビでアークドトリオンフやイギリスオークスなどを制し、さらにフランケル産駒クラックスマン(Cracksman)とのコンビでイギリスチャンピオンSなどを制すなど大活躍。

　メルボルンカップは2015年にアイルランドのウィリー・マリンズ厩舎(Willie Mullins)所属でグレイトジャーニー産駒のマックスダイナマイト(Max Dynamite)に騎乗し2着。昨年は同厩舎で後にアイルランドの平地・障害双方のG1ウイナーとなったウイックローブレーヴ(Wicklow Brave)に騎乗し22着。また2012年にはキャバルリーマン(Cavalryman)に騎乗し12着と騎乗機会がそんなにないものの未勝利。国の動きを止めるレースだけに今年こそは優勝したいと恐らく本人も思っているでしょう。ちなみにイギリスのブックメーカーのひとつであるbet365社はアルマンダンを現在13-2(7.5倍)で1番人気の評価をしています。

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