アメリカの種牡馬メダグリアドーロ(Medaglia d'Oro)の種付け料が来シーズン25万ドルに上がることが分かりました。現在、ダーレー・アメリカで併用されているメダグリアドーロ、今年の種付け料は15万ドルでした。
今年はソングバード(Songbird)やイレート(Elate)など産駒がG1を勝ち、さらに先週行われたブリーダーズカップでも産駒のバーオブゴールド(Bar of Gold)がフィリー&メアスプリントを、フランス調教馬のタリスマニック(Talismanic)がターフを勝つなど現在芝・ダート問わず今年のG1ウィナーは7頭で計10勝しております。これを受け種付け料が10万ドル上昇し、15万ドル→25万ドルになりました。
メダグリアドーロは現在北米リーディングサイアー4位につけておりますが、今年のG1ウィナーとG1勝利数はトップとなります。ダーレー・アメリカのセールスマネージャーであるダレン・フォックス氏は次のように語っています。「ブリーダーズカップの前でさえ、メダグリアドーロの需要は非常に高かった。バーオブゴールドとタリスマニックの勝利後、我々は市場が私たちに言っていることに耳を傾け、それに応じて手数料を調整する必要があると感じています」
ちなみに1年間での1頭の種牡馬によるG1ウィナー7頭輩出は、ミスタープロスペクター、ダンジグ、ストームキャットが記録しております。
(2017年のメダグリアドーロ産駒G1ウィナーと勝鞍)
・ソングバード(Sondbird)(牝4) オグデンフィップスS、デラウェアハンデ
・イレート(Elate)(牝3) アラバマS、ベルデイムS
・ボルトドーロ(Bolt d'Oro)(牡2) デルマーフューチュリティ、フロントランナーS
・バーオブゴールド(Bar of Gold)(牝5) BCフィリー&メアスプリント
・ニューマネーハニー(New Money Honey)(牝3) ベルモントオークス
・ディッキンソン(Dickinson)(牝5) ジェニーワイリーS
・タリスマニック(Talismanic)(牡4) BCターフ
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