攻め馬の動き通りに能力の高さを見せつけた。好位を追走した1番人気の
ネオジェネシス(牡、
父ネオユニヴァース、栗東・大久保龍)が直線で力強く抜け出した。タイムは1分55秒7。逃げて軽快なリズムを刻んだ5番人気
ワンダーアジルの抵抗を難なく退けた。さらに7馬身差の3着は3頭の攻防を最内から抜け出した3番人気
フアヒキリに軍配。なお、
ウオッカの初子で注目された2番人気
ボラーレはまずまずのスタートを決めたが、道中でポジションを下げて、勝負どころでは早々にステッキが飛ぶ形に。最後も伸びを欠いて、勝ち馬から3秒3差の7着に敗れた。
4馬身差の圧勝に「大型馬(526キロ)でも機敏に動いてくれました」と浜中は笑顔。「砂をかぶっても大丈夫だし、馬群でも我慢ができて、最後まで余裕がありました」と素質の高さにほれ込んでいた。
提供:デイリースポーツ