20日、中山競馬場で行われたス
プリングS(G2・芝1800m)は、
蛯名正義騎手騎乗の5番人気
ダンスインザモア(牡3、美浦・
相沢郁厩舎)が、中団後方から徐々に進出し、外から追い込んだ8番人気
ウインクルセイドを1馬身抑えて快勝。勝ちタイムは1分47秒3(良)。さらに1.1/4馬身差の3着には7番人気
トップガンジョーが入った。上位3頭には
皐月賞(G1)の優先出走権が与えられる。1番人気
ペールギュントは6着、2番人気
ヴァーミリアンは14着に敗れた。
勝った
ダンスインザモアは、
父ダンスインザダーク、
母スーパーリヴリア(
その父リヴリア)という血統。昨年の12月のデビュー戦(中山・芝1800m)を制すと、続く
寒竹賞(中山・芝2000m)では昨日のフラワーC(G3)を制した
シーザリオ(牝3、栗東・角居勝彦厩舎)の4着に敗れる。前走3歳500万下(東京・芝1600m)は快勝していた。通算成績4戦3勝。
鞍上の
蛯名正義騎手は
プレシャスカフェ(牡6、美浦・小島太厩舎)で制した
シルクロードS(G3)に続き
JRA重賞は今年2勝目。通算70勝目。管理する
相沢郁調教師は02年
ジョウテンブレーヴで
エプソムC(G3)を制して以来の重賞制覇で
JRA通算9勝目。蛯名騎手は98年
クリールサイクロンで制して以来の勝利で同レース3勝目。相沢調教師は同レース初制覇となった。