6頭立ての少頭数の攻防を制したのは3番人気の
チチカステナンゴ産駒キュールエラピス(栗東・中尾)だった。5番人気
テイエムサンビカ(6着)が後続を離してハナを奪うと、中盤までは各馬が間隔をあけて縦一列の形。向正面で最後方から6番人気
サトノミラクル(5着)が内からポジションを上げ、勝負どころでは2番手追走の4番人気
ヴァンクウィッシュ(4着)が先頭ヘ。4角では馬群が凝縮した。3番手を運んだ
キュールエラピスは直線で力強く抜け出し、2分25秒6のタイムで快勝。追いすがった1番人気
マテンロウボスが1馬身1/4差の2着で、さらに3馬身差の3着には後方から進めた2番人気
メイショウラリマーが入った。
小牧は「前回は掛かって掛かって、力の違いで勝った馬。きょうは折り合いを重視してうまく乗ることができた。抜け出してからは遊び遊び走っていたよ」とレースぶりを感心する。今後の伸びしろは大きそうだ。
提供:デイリースポーツ