今週末、東京競馬場でデビューする美浦所属の2歳馬3頭をピックアップして取材した。
●6月21日(土) 東京5R 芝1600m
マックヴァン(牡2・美浦・
堀宣行厩舎)
父
キンシャサノキセキ 母ラタフィア 母
父コジーン※半姉に2012年の
セントウルS(GII)勝ちの
エピセアローム橋本篤典調教助手。
「2歳のわりにはしっかりした馬です。調教の本数も重ねてきて仕上がっていますね。追い切りでも数字以上の動きをしていますし、初戦から勝負になると思います。気性的にはのんびりしています。父は新種牡馬で、肌もいろいろなタイプを出していますので、適性がはっきりわかりませんが、バリバリの短距離馬という感じはしませんね」
ヴェルデプラート(牡2・美浦・
斎藤誠厩舎)
父ステイゴールド 母ミスコンチェルト 母父
コンチェルト※母は北米でGIIIを勝つなど8勝を挙げている。
斎藤調教師。
「早い時計は出ていませんが、本数はこなしていて動きは良いです。入厩当初はヤンチャな面もありましたが、稽古を重ねるにつれて落ち着きが出てきました。ゲートも悪くないですし、初戦から力を出せそうです。期待の1頭です」
●6月22日(日) 東京5R 牝馬限定 芝1600m
プロセルピナ(牝2・美浦・
斎藤誠厩舎)
父プリサイスエンド 母ロンドインディ 母
父フジキセキ斎藤調教師。
「乗り込みは十分で、息もできています。今週(6/18)の追い切りは、長めを外を回って走らせましたから、十分負荷をかけています。稽古では沈むような動きを見せて反応も良く、実戦で力を出せそうです」(取材・写真:佐々木祥恵)