ポンと好スタートを切った1番人気の
サウスキャロライナ(牝、
父ステイゴールド、美浦・鹿戸)が、内枠を利して楽に先手を奪うと、直線では後続を全く寄せ付けない危なげない競馬で逃げ切り勝ちを収めた。勝ちタイムは1分52秒7。1馬身半差の2着は4番人気の
マイネルポルトゥス、さらに半馬身差の3着には7番人気の
マイネルサクセサーが入った。なお、2番人気の
コンクエストシチーは4コーナーで勝ち馬に並びかけようとしたところで外に大きく膨れて逸走。11着に惨敗した。
三浦は「レースセンスのいい馬ですね」と素質の高さを絶賛。鹿戸師も「まだ(仕上がりは)七、八分程度。先々が楽しみ」と笑顔を見せた。今後は放牧を挟んで、
札幌2歳S(9月6日・札幌、芝1800m)に向かう。
提供:デイリースポーツ