スマートフォン版へ

メイショウナルト重賞2勝目、田辺「どうしても地元の重賞は勝ちたいと」/七夕賞

デイリースポーツ
  • 2014年07月14日(月) 12時00分
 サマー2000シリーズ第1戦「第50回七夕賞・GIII」(芝2000m)は13日、福島11Rに16頭で争われ、5番人気のメイショウナルト(栗東・武田)が、昨年の小倉記念以来となる2つ目の重賞タイトルを獲得し、復活を遂げた。内枠からすんなりハナを奪うと、道中は軽快な逃げ。セーフティリードを保って迎えた直線でも脚色は衰えることなく、後続の追撃を悠々と抑えてゴールした。勝ちタイムは1分58秒7。インを突いた10番人気ニューダイナスティが1馬身3/4差の2着に好走。連覇を狙った1番人気マイネルラクリマはもうひと伸びを欠き3/4馬身差の3着だった。

 返し馬の時点で腹を決めていた。「逃げるつもりでした。最近は途中でレースを止めている感じだったので、きょうは1頭で伸び伸び走らせたかった。先生(武田師)からは“好きに乗っていい”と言われていたので」と初コンビの田辺。「スローに落とすつもりはなかったし、淡々と走らせました。3〜4角で後ろの馬がついて来なかったから、これなら!」としてやったりの表情。福島県二本松市出身の田辺にとっては、9回目の挑戦で待望の地元重賞Vを果たした。「どうしても地元の重賞は勝ちたいと思っていました」と笑顔が広がった。

 気性の難しさが災いし、近4走は2桁着順。復活Vに武田師は「競馬場の(出張)厩舎の前で“よろしく頼みます”とお願いをしておいたんだ。きょうはこれまでと違って、装鞍所でも落ち着いていたね」とうれしそうに微笑んだ。

 今後については「まだ決定ではないけど、小倉記念(8月10日・小倉、芝2000m)が有力」と話した。連覇へ、快速馬が初夏のみちのくで息を吹き返した。

提供:デイリースポーツ

いま読まれています

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す